おやじの会 みなさま
この度の親子キャンプでは大変おつかれさまでございました。
子供の喜んだ顔に接することができ、その機会を与えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。
親としても滅多にない経験ができるイベントとして、とても楽しませていただきました。 ありがとうございました。
期間中、皆様のご苦労に接し、もっと積極的な行動をもって助力できればとの思いを持ちながら、微力故に叶わなかったという心残りをもちつつ振り返っています。
そこで気がついたことがいくつかありましたので、感想と提案を以下に記させていただきました。
本来であれば参加した時点で主催者も参加者も無く一致団結して運営を行うのが筋とは思いますが、主催の皆様の結束に一介の参加者には踏み込めないところも御座います。
あえて一参加者からの見た目で一方的に書かせていただく体裁を取らせていただきました事をお許しください。
● よりスムーズな 盛り上がるイベントにするために・・・
まずは挨拶(声かけ)の率先。
参加者は期待と不安を持ちながら会場にやってきます。特に皆さんが知らない親御さん、普段から接触のない親御さんは、全く初めての経験に対して一抹の不安を胸にやってきます。
時間を作って申し込みを行いやってきた以上は、不安よりはなにかを期待しての行動力の方が優っていることは確かなわけです。
その不安をまず取り除き、全面的な協力体制のもとでこれからのスケジュールを共にする下地を作るためにはまずは、挨拶(声かけ)です。
主催者メンバーとして、ここは迎える側と割り切って、来場者に元気よく挨拶(声かけ)をしましょう。
そうすることで参加者の不安のほとんどは解消し残る行動力が万全に発揮されることになるでしょう。そして、活気のある協力体制ができあがるのです。
開村式
整列は班ごとにしたらどうでしょうか。
まず班ごとに並ぶことで班行動の自覚を持ってもらいましょう。
今回は班分けの意味が分からずじまいでした。
開村式の後、班内で自己紹介タイムがあっても良いでしょう。
班長、副班長の役割なども具体的に確認し合うと良いでしょう。
主催者皆様のメンバー紹介を割愛していたようですが、前に整列し、せめてお名前と今回の役割だけでも紹介すると良いでしょう。その時にメンバーは大きな声で「こんにちは」「よろしくお願いします」「これから楽しく過ごしましょう」などと一言づつ声を発しましょう。そういう垂範で少しづつキャンプに活気が出てきます。そうすることで参加者をペースに巻き込みましょう。
流し索麺
子供たちも大喜びでした。このような人数が集まるところでしかできない企画の立案と実現、素晴らしかったです。
テント設営
設営の説明は全員一堂に会したところで行うとよいでしょう。参加者が初めて自分の手で行う大きな作業です。子供たちにとっても初めての経験かもしれませんし、一人ではできない作業ですので、自前のテントを持ってきた方にもお付き合いいただいて、全員で一致協力してのテント設営という認識を持ってもらい、キャンプでの集団行動の導入としましょう。
テントの場所は、班ごとにエリアを決めるとよいでしょう。班行動の実感が持ちやすく、スケジュールの時間の共有や食事の準備についての相互連絡が付きやすいという利点もあります。
食事の準備
事前の担当分けがされていたことは適切に機能していたと思います。よかったです。
ですが一応、食事の準備についても全員を一堂に集めてその段取りについてしっかりと説明する方がよいと思います。
例えば飯ごうの使い方についても、子供たちが主体ということを考えれば、「飯ごう使い方教室」という形で火の扱い方からしっかりと説明する。
今回のように説明書を渡し、流れの中での成り行きの説明になってしまっては、ご飯の完成度もそうですが安全性についても認識にばらつきがあり、ある意味危険です。
分かっていることでも、それを改めてイベントの中に取り込みプログラム化して全員で共有する。これが大切だと思います。
U字溝を使う段になってココで初めて班分けの意味が分かるわけですが、この時点で既に班ごとの協力協調体制がある程度できていることが望ましいと思います。
食事
カレーライス。おいしかったです。 子供たちからは「ちょっと辛い」という感想がもれてました。子供用は甘口に徹するとよいかもしれません。
キャンプですからそれぞれでいいとは思いますが、どこかに敷物を敷くとかテーブルを置くとか、簡単な食事エリアを設けることもコミュニケーションに役立つことでしょう。
レクリエーション
せんべい食い競争が楽しかったと今でも言っているくらい子供たちには楽しい思い出になったようです。よかったです。
ただ、やはり、お父さん方が壁際に収まってしまうという光景が見られました。
ここは、班別に競わせるような、また班ごとでなくても、親子同時参加の種目があると良いかもしれません。
また、「お父さん、どなたかお願いします」では、まず出てくる人はいません。その部分も含めて前もって進行を詰めて考えておくようにした方がよいでしょう。
キャンプに参加してきているわけですから、皆さんそれなりに行動力がある方たちばかりだと思いますので、その背中を押すお手伝いをちょっとしてあげましょう。
就寝
子供たちの就寝時間を確保する上でも、もう少しナイター設備の消灯の時間を早めたほうが良いと思います。
管理上の理由があるのかもしれませんが、
例えば、点呼時間を決めて、担当リーダーが各テントごとの点呼を取り、全員いることを確認したらその後は基本的にはテントからの外出は無いようにし、トイレなどの用は親の管理の下で行うようにするのはどうでしょう。
「テントでの静かな語らいを持ちましょう」ということをプログラム化して組み込むとよいと思います。
ランタンの出番もほぼ無かったので。
起床、ラジオ体操。
皆さんで率先して「おはようございます」の声かけをしましょう。
朝食
これも成り行きの説明にならないように、情報の伝え漏れがないように、朝礼を兼ねて一堂に会し説明をしましょう。特に火を扱うので危険を回避する意味でも。
テント片付け
これも一堂に会して説明を行うようにしましょう。基本的に一人ではできない作業ですし、自前のテントの方も、自分のが終われば他を手伝うということも出てくるでしょう。
班ごとに助け合うということにするとよいでしょう。
掃除
なにをするのかを事前に項目化し順番を決めてそれぞれに人員を割り振りましょう。
こういう場面で、「なにをしてよいか分からない」というのが参加者としては一番困ることです。
主催者側のメンバーがまずやることを的確に把握し、周りを見てとにかく声かけをしましょう。
ゴミについてですが、各自がゴミ袋を持参し、自分で使ったもの、自分が飲んだことででた空き缶などは、自分のゴミ袋に入れ持ち帰るようにするとよいでしょう。
来年からも楽しいキャンプが毎年続きますことを
親父の会さまのより活発なご活躍と発展を影ながら願っております。
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